短期一発合格の秘訣~宅建など国家資格試験の戦略

追記:火災保険の知識を蓄えよ

オーナー向けの保険の知識を勉強しておきましょう。不動産関係は保険の知識があればそれだけでセミナーを開いて飯が食えます。宅建資格+保険にも詳しい人材は間違いなく重宝がられます

なぜなら保険やその特約を使えば入居者の退去時の原状回復や修繕費を保険で賄えたりもするからです。ほとんどの不動産オーナーはこれを知りません。ゆえにチャンスでございます。

導入

私の術者様には宅建、看護師、税理士、社労士など試験勉強に励まれる方も多いので今回は国家試験の乗り越え方をお教えします。※長文となります。

向き合い方、勉強方から解き方などお伝えします。独学するときはご参考下さい。

基礎・標準レベルを完璧にすれば合格できる

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多くの国家試験は6割~7割(司法書士は8割以上)が合格ラインです。であれば、テキストの隅々まで洗うような100点を取る勉強ではなく、「合格者なら誰でも確実に正解する問題は絶対に落とさない」ような6割程度取れたら良い勉強をして下さい。

私大入試問題や一部例外を除き国家試験は「落とすため」の試験ではありません。そのため出題も基礎標準7 応用2 難問奇問1の割合が目安となる事が多いです。

国家資格の多くは毎年繰り返し同じような問題が出ます。よって基礎メインの勉強を繰り返し行うことが合格の近道です。基礎問題なら問題文の表現を変えられても100%正解出来るレベルを目指しましょう。応用や難問は基礎を完璧にしてから対策すれば十分です。

社労士試験のように各科目ごとに基準点が設けられている試験で、平均点が低い科目は、基本だけ押さえる事。

例えば民法100、憲法20の割合で、かつ、それぞれに基準点が設けられている場合。力を入れるべきは配点の高い民法です。憲法は基本だけ押さえる。それでも基準点は突破できるように作られているのが通常なので大丈夫です。

難問奇問・テキスト未掲載の問題は解けなくて良い

テキスト未掲載、過去問にも出たことがない問題は受験マニアしか解けません。難問奇問は解けなくても合否に影響がありませんし解こうとするだけ時間の無駄です。

なお、未知の問題に出会った時はこれまで培ってきた法的思考や制度・立法趣旨から推測できるようになり、正解できることも珍しくありません。

繰り返しますが大事なのは

「合格者なら誰もが落とさない問題」を確実に正解することです。

記述試験があれば対策は早目に

司法試験のような論文や行政書士・司法書士のような記述式問題がある場合。基礎智識が身に付いてないと中々書けませんが、勉強が進んでから対策を取るのは得策ではありません。

択一試験は思考力の他に「記憶力」が物を言いますが、「記述慣れ・表現力・形式的なルール遵守」が必要になる記述試験対策は三日三晩では身に付きません。

また、記述試験対策を同時にしていけば、択一で必要な知識理解が進み記憶の定着にも役立ちます。予備校の添削付きコースがあれば早目の受講をお勧めします。

市販の問題集を何冊も解くより一冊の過去問を繰り返す

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テキストを全部やってから過去問・・・ではなく、その日にテキストを進めた分の過去問を解いてください。これが短期一発合格の秘訣です

国家資格は毎年8割くらい繰り返し同じ(ような)問題、同論点が出題されますから問題集は過去問だけで十分です。(残り出題数2割は平均点の調整・満点獲得防止の難問奇問です)

当然、一冊なのですぐ終わってしまいます。1周したら2、3周していきましょう。本試験直前には50周100周は当たり前になるくらいが目安です。

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何回も繰り返して問題を解き、解説を読む反復復習をすれば記憶も理解も深まります。ゆえに市販の問題集を何冊も解くより一冊の過去問を何度も繰り返して下さい。

反復復習を繰り返す上では「解説」が重要になります。過去問もたくさん出版されている科目は解説ができるだけ詳しい過去問がお勧めです。

基礎レベルの問題にも関わらず自分の中で正当率が低い問題には付箋を張る、何回も確実に正解できる問題は飛ばすなどして「復習範囲の絞りこみ」を行えば数時間で一周出来るようになります。

模試は本番と同じ筆記用具・同じ服装で受ける。復習は基礎レベルだけにする

模試の目的は「本試験を疑似体験すること」「時間配分確認」にあります。本試験当日に使う筆記用具、服装で臨んで下さい。会場も出来れば本試験と同じ会場を選びます。

本試験は時間配分で勝敗が決まりますから「分からない問題は飛ばして後回し」「確実に解ける問題から」といった戦略を立て実践してみてください。

なお、模試は本試験より難しく作問されます。本試験では出ないような問題も出ます。模試で点数が低くても気にしないこと。逆に模試で100点とれても本試験に合格出来るとは限りません。

ただし、

基礎レベルの問題を落としたらそこだけを復習して下さい。テキストに「模試で出たがミス」等の付箋メモを張り付けると良いでしょう。

模試は得点力を上げるために受けるものでもありません。いつまでも模試の結果に引きずられないこと。さっさと過去問と基礎レベルの復習に戻りましょう。

直前期は暗記物メインに

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本試験が迫ると不安や期待で精神状態が乱れ集中出来ません。※ゆえに暗記物をメインに仕上げて行くのが得策です。この時期になって記述力や思考力は高めることはできないと思って下さい。

※特に試験2,3日前は短期記憶によって、本試験当日に覚えた知識をそのまま現場に持っていける可能性が高いです。

試験当日はテキストを広げない

試験当日はテキスト類はもっていかないこと。試験会場では直前まで分厚いテキストを広げている者が多いですが、テキストを読み込むのも集中力を使いますし、まず頭には入りません。

集中力は本試験の時間帯に温存しておくべきです。集中力を無駄使いし頭にも入らない確認作業を直前にするなど愚の骨頂です。それよりトイレや廊下でスクワット等して血行を良くしリラックスして下さい。

休憩時間は集中力回復に努めること。ランチは少食にして仮眠も取る

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午前午後、前半後半で別れる長丁場の試験では休憩時間は仮眠を取って集中力を回復させること

そして集中力低下を防ぐためにランチもゼリーなど消化にエネルギーを使わないもので、かつ、炭水化物もあまり摂取せず腹2分目に留めること。

よく休憩時に試験の答え合わせをしている受験者を見かけますが、休憩時間の答え合わせは無意味なので止めましょう。ひたすら集中力回復に努めた者が合格を勝ち取ります。

なお、ランチや休憩時間の使い方は模試で体験しておいて下さい。模試は疑似体験をする場でございます。

 

以上ざっと見てきましたが、理想は通信ではなく通学で予備校に通うこと。勉強方法なども訊けるからです。難しいときは独学になりますが、独学の時は今からでも今回あなたにお伝えした事を実践して行って下さいませ。

千条印蓮宗

PS 1問目が関門

例えばですが司法試験や司法書士試験など一部の試験では、1問目でいきなり難問であったり「なんだこれは?」と思わせる問題が出る事があります。

巷では受験生を動揺させるために作問者がワザと特殊な問題を頭に持ってきていると言われています。

よって、頭から解くのではなく「分かるところから解く」「得意分野から解く」ことも意識しておいて下さい

試験開始後に落ち着きを取り戻して問題を見返すとアッサリ正解できることが多いからです。ご参考下さいませ。