今回は相続についてのお話です。相続財産にあまり魅力を感じない場合の立ち回りを助言します。

遺産相続についてですが、資産はど田舎の土地と老朽化した家、田んぼ、山と僅かな預貯金ですので、相続放棄をして音信不通を狙っていますが、預貯金の金額が不明であり、現金なら欲しいという思いもあり、なかなか決断出来ずにいます。賢い立ち回り方をご教示頂ければ嬉しいです。

債務と財産を天秤にかける

本件を考えるにあたり、大事なのは「後先も予測する」ことです。目先の利益に心を奪われないこと。

相続人が何人もいれば相続放棄をしてしまうのが良いでしょう。複数人いる場合で相続すると取り分が少なくまず揉めます。さらに地方の不動産や畑、山などは活用方法が見当たらない場合も多く”負”動産になりかねません。であれば最初から放棄してしまうこと。

ただ相続を放棄してもお金をもらう方法はあります。

相続人が愚か者であればチャンス

放棄するから●●万円くれないかしら(あなたの取り分が増えるわよ)”というような私的な要求をしていきましょう。相続や不動産に詳しくない人間、目先の利益に目がくらむ人間相手であれば”自分の取り分が増える”と要求を呑んでくれると存じます。

地方で借り手のつかない不動産は”負”動産にしかならず後々困らされます。さらに空き家を放置していると固定資産税の優遇がなくなり6倍に跳ね上がる可能性があります。

地方の不動産

買い手がもし現れても二束三文と存じます。※同じようなスペックの物件をスーモなどの不動産サイトで販売価格を調べてみましょう

山も同じで、松茸がたくさん採れるような山でもなければ管理に困るだけです。カルト・宗教法人に売りさばく方法もなくはありませんがハードルは高いでしょう(彼らは山中に施設を建てることも多いです)

家も、県庁所在地の駅に近い、駐車場まであるような物件でもなければ
特に固執することはないでしょう。

借金と税金の滞納もチェック

相続は、死者の一切の権利と義務を引き継ぎます。ゆえに税の滞納も相続することになりますので預貯金のほかに借金と税金も調査してくださいませ

以上を勘案しますと預貯金が数千万円クラスでもない限り放棄で良いと存じます。(放棄の代わりに現金でいくらか貰って手を引くのがスマートです。他の相続人が愚か者であれば結果的に貴方だけ美味しい部分をもらって退散できます)

千条印蓮宗